2018年度 街中ウオーク

 11月17日(土)今回は筑波大学の環境マイスター養成講座でお世話になった上條先生にお願いして講師を引き受けていただきました。中央公園のレストハウス前から出発してななまる公園をまわって民家園までもどってきました。その間に、シラカシとコナラ、マテバシイ、クヌギ、スダジイなどのドングリのなる木の前で解説していただきました。ナラ、カシ、シイなどの基本的な特徴、食べられるのはどれか、ドングリにできている穴は虫が入るときの穴か、出るときの穴か、など楽しいお話がたくさんあり、こどもたちもドングリを拾いながら先生にいろいろ質問していました。植栽されたブナの木もあり、近くのケヤキと落葉が混ざっていたり、クリとクヌギが隣接していたので、よく似た木々の区別のしかたも教えていただきました。

 後半はさくら民家園をお借りしての講演会でした。前半に動物とどんぐりの関係などお子様向けのお話を用意してくださり、後半はドングリのなる木の進化についての興味深いお話でした。後半はお子様は退出することを想定していましたが、高度な内容になる最後まで引き込まれた小学生もいました。つくば市内の秋を楽しみながら学ぶことができました。上條先生、ありがとうございました。